アートとコーヒーとカフェと。清澄白河を町歩き。
最高の朝ご飯を食べて、一度荷物を置きに神保町に寄ってから電車で約15分。
駅を降りると静かな街並みが広がっていました。
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この記事では、清澄白河で行ってみたお店と、
どうして清澄白河がアート・コーヒー・カフェで有名になったのかの歴史を紹介します。
シーラカンスとの遭遇
何の予備知識もない私たちは駅を出てすぐの案内板をみてシーラカンスの像がある方に行ってみよう、と歩いて行くと、さっそくあった。
大きい。
146センチの私が隣に並ぶとこんなにちっぽけな感じになります。
まるで絵本のワンシーンみたい。
彼は喰われていた。
シーラカンスと別れてすこし先に進むと、「のらくろロード」と名のついた商店街が見えてきた。
しかし、行ったのが木曜日で、たまたまお休みの日だったのか人並みは少なく、ちょっとしょんぼりとした感じ。
そうだ!ブルーボトルコーヒーに行ってみよう!おいしいコーヒー飲もう!
と調べると、今いる場所とは逆方向にあるみたいなので、
方向転換をして清澄庭園の方へ向かう。
下町情緒があふれる雰囲気
駅を越えて、逆方向に進んでいくと不思議なオブジェがたくさん並んだ下町や間あふれる商店街が見えてきました。
いろんなお店、面白そうなお店がたくさん並んでいる雰囲気。
これは町歩きが楽しめそうな街だなぁ、とてくてく歩いて行きます。
清澄白河ってどんなまち?
では皆様に質問です。
清澄白河とは東京のどこにあるでしょう。
私もあまり土地勘がない方なのでよく分かんないんですけど、調べていてびっくりしたのはこちらの清澄白河に駅ができたのはなんと2000年代以降。
2000年に都営大江戸線、2003年に東京メトロ半蔵門線の駅が開業。
けど。大阪からでてきた私はよくわからん。
交通の便はすごくよさそうです。
その駅が開業するまでは清澄白河と言う読み方すらまだ存在しなかったんだそうな。
駅名をつけるときに、近隣の清澄と白河と言う2つの地名を合体させて新しく生まれたのは清澄白河なんですって。
江戸幕府を開いた徳川家康は、塩を江戸に運び込むために、運河の採掘工事を計画したそうな。
そこで、最初に整備されたのは現在清澄地区を流れるこの小名木川。
この地は、江戸初期の時代から、物流の拠点となり川沿いには貯蔵する蔵などが多く立ち並んでいたと伝えられています。
明治以降も物流の拠点倉庫街歳の街の機能はそのまま引き継がれたようで、現在も隅田川沿いや運河沿いには企業の倉庫が多くなっています。
しかし。歴史ある下町と言う割に清澄白河にはかつての街の繁栄ぶり、下町情緒忍ばせるような街並みはほとんど残っていません。
その謎は2つの震災がありました。
関東大震災と東京大空襲で残念ながら古い建物ほとんど焼けてしまったんだそうです。
物流の街からアートの街へ
倉庫がもともと多かった場所、清澄白河がどうしてアートの街となっていたのか。
調べると、清澄白河のギャラリーの多くは倉庫をリノベーションする形で作られていたそうなのです。
倉庫内は柱が少なく天井が高いため、大きな後作品を展示するにうってつけ。
それに加えて輸送の中心が水路から陸路に移ったことで、空き倉庫が増えていたことも、街にアートを根付かせる後押しになったみたいですな。
横浜や、北海道小樽のレンガ倉庫など、リノベによって空き倉庫が観光スポットへ変化した例はこれまでにありましたが、清澄白河もそうした場所のひとつと考えられます。
なるほどなあ。
コーヒー、カフェの街へと栄えていく
コーヒーとカフェの街として注目されるようになったのはごく最近だそうです。
2015年2月にアメリカ西岸分で人気の「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店がこの町に進出したのがきっかけで、一気に注目が高まったらしい。
かつては下町だった倉庫の街だった清澄白河がアートの街となり、そしてネットの普及によって、こだわりのおいしいコーヒーをわざわざ飲みに来る、そんなカフェブームにのり、カフェの激戦区となっていった。
最先端の文化と下町の文化がうまく混ざり合って、のんびりとゆったりとした空気感は清澄白河独特なものと思いました。
歴史的な視点で清澄白河を学んだあとは、実際に歩いてみえた景色を紹介していきましょう~。
ブルーボトルコーヒーへ
まず初めに向かったのはブルーボトルコーヒー。
私、予備知識なしで行ったので、最初小さなコーヒー屋さんだと思ったんです。
でもね。実際に見てみるとお店がすっごく大きい。
コーヒー豆によって焙煎方法やドリップの方法変えていて豆本来のおいしさを追求している味だそうです。
他のコーヒーショップと比べてたっぷりの量が楽しめます。
店員さんもお客さんとしっかりコミニケーションを取ってくれで自分の好みに合わせて豆を選んでくれました。
ブルーボトルコーヒーが誕生するストーリーを知ってから、コーヒーを飲むとさらに味が楽しめるかもしれません。
自分の好みを伝えてみて一緒に選んでみてもいいかも。
色とりどりの傘専門店
Coci la elle web store | 日傘屋Coci la elleへようこそ。コシラエルの手作り日傘はふたつとない出会いの一本。雨傘・晴雨兼用傘・ハンカチなども販売しております。
次に訪れたのが、手作りの傘の店「コシラエル」。
清澄白河に本店を構えるお店で、いってんいってん手作りの日傘や晴雨兼用の傘など、小さいお店ながらたくさんの品揃えです。
写真を撮るのを忘れるほど、店内はときめき空間!!!
サイトも超絶かわいいから見てみて!!!!
実際に傘を開けて持ってみることもできます。
こちら三宮や全国で3店舗ありますが
日傘は一点ずつ直接絵付けをしているのでそこの店舗に置いてるものしか買えません。
とっておきの傘を探している方は覗いてみては。
オリジナルのスマホケースや、取り付け可能な折り畳み傘専用の取っ手なども置いておりましたよ〜。
Coci la elle(コシラエル)ふたつとない出会いの手作り日傘
蜂蜜好きにはたまらん
次に向かったのはこちらの蜂蜜屋さん「完熟屋」
大の蜂蜜好きの私は吸い寄せられるように店舗に入っていたんですけども、店舗にはたくさんの蜂蜜が並んでいて、優しそうなお店の方が「はいはいはいはいはい」といろんな蜂蜜を試食させてくれました。
面白いことに山椒の花やみかんの花と、花の種類によって全く味わいが違うんです!!!
特にこの完熟屋さんでは無加熱蜂蜜を大切にしているそうで、取ったばかりの新蜜と言われるものは、酵素が活発に動いてるから発酵が進んでポコポコっと泡立ってくるほど新鮮なんだそうです。
これ買いました
みかんの花はちみつ
さっぱりとした甘さで、ヨーグルトに合わせて食べると最高。
ビーボール
ビーボールはこの材料で作られていて実際に食べてみると、優しい甘みとシリアルがぎっしり詰まった栄養たっぷり満足のおやつです。
3つ入り420円。
ぱくっと一口じゃなくて、ちびちび食べたいタイプのお味。
賞味期限がすぐ来ちゃうけど、帰り道のおやつや小腹すいたときにぴったり。
愛媛のおいしい蜂蜜、通信販売もしてるんやて。
蜂蜜レシピも紹介されてた。
まとめ
下町の情緒も掛け合わせ後とコーヒーが楽しめる清澄白河。
1番人が多い時期は神社仏閣が多いので参拝客が多い年末年始、または清澄庭園のお花の時期などは人が多いらしいです。
逆に、平日、特に雨が降ると人が少ないそう。
今回はカフェや雑貨のお店ばかり紹介しましたが、美しい図書館や、歴史博物館もこんど寄ってみたいな。
清澄白河のフリーペーパーも作成されてるようです。
気になったかたは是非足を運んでみては。
まだまだ東京旅は続きます。
紹介した「コシラエル」さんの本がアマゾンででてました。
タイトルが「かさ」。ストレートで素敵。