整理収納アドバイザー2級の学びを活かしてクローゼットを整理した結果
こんにちは。あきめもです。
本記事では、先日受けてきた整理収納アドバイザー2級認定講座の学びを活かして、実際に家のクローゼットを片付けた結果と感想をまとめてお伝えしていきます。
まずはビフォーアフターをご覧ください!
乱雑でカオスな状態から、
どこに何があるのかわかりやすい
使いやすいクローゼットに生まれ変わりました!
作業開始から4時間ほどの作業時間でした!
この記事は、
- 整理収納アドバイザー2級を受けるかどうか迷っている人
- 整理収納のステップを知りたい方
にもおすすめです。
▼講座を受けた当日に書いた感想記事
今日の学び
— あきめも (@akkimemo) 2019年12月13日
整理収納について勉強したのでノート取りました pic.twitter.com/12ctIKZeTU
丁度いいカオスなクローゼットがあったので学んだ整理収納のステップを練習した結果(before→after)
— あきめも (@akkimemo) 2019年12月14日
1.整理の目的を設定(身支度をスムーズにできる)
2.ねらいからグループ分けし、4つの段階に分けアクティブ領域とスタンバイ領域のみ残す
3.収納を分析、中下上、手前奥の場所別に使用頻度別で収納 pic.twitter.com/zCcuWzjPX3
ざっくりおさらい:整理収納アドバイザー2級で学ぶこと
冒頭から整理収納アドバイザーだなんだと言っていますが、
整理収納アドバイザーとは、片付かない原因や問題点を見つけ出し、モノとのかかわり方から見直すことで根本から問題を解決する、
いわば「お片付けのプロフェッショナル」です。
整理収納アドバイザー2級は、特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会
(https://housekeeping.or.jp/about_license/grade2/)
が主催するもので、
基本的な “整理の考え方”、具体的な “整理の方法”、実践的な “収納のコツ” を、
事例を交えて詳しく学ぶことができます。
約6時間の認定講座を受けテストに合格すると取得できるんです。
私は、今まで自己流でやってきた片付けを学びなおすために受けました。
整理収納の基本的なステップ
整理収納のステップは次の通り。
いきなり闇雲にモノを捨てる、分けるでなく、
効果的な順序があることを学びました。
ヒアリング
:現状の状態と問題点を分析
↓
整理のねらいを明確にする
↓
ねらいからグループ分けをする
↓
使用頻度でさらにグループ化
↓
収納を分析する
↓
グループと収納を重ねる
↓
指定席の完成
この順序で整理収納を進めてまいります。
整理収納の鉄則
1、適正量の決定
2、動作・導線にかなった収納
3、使用頻度別収納
4、グルーピングの効果
5、定位置管理
整理収納アドバイザーの考え方に、5つの整理収納の鉄則があります。
この鉄則は、人がモノを使うという前提から考えられたもので、
実際にどこからどう整理収納に取り掛かるかを考えるときに役立つ考えです。
今回の記事では3の使用頻度別収納を活用したので、記事の中でどんな考え方なのか詳しく紹介しています。
整理収納スタート!
早速始めていきましょう〜!
1、現状の状態と問題点を分析
まずは現状を知らねばどう対処していったらいいか戦略が立てれません。
このクローゼットは、私の自室(6畳)にあり、
幅1540mm × 奥行830mm × 高さ2220でした。
半年ほど母が使っていたのですが、母と私の持ち物が混在している状態です。
今後は私のみが使う予定なのですが、全体的にものの置き場所が定まっておらず、
中身が不明な袋などが放置されています。
<クローゼット実施前>
2、整理のねらいを明確にする
まずはこのクローゼットに収めたいものは何かを明確にする必要があります!
何故ならば、整理収納をする目的によって、何を手放すべきか
残しておくべきかどうかの判断だけでなく、どこに収めていくかも変わってくるからです。
今回の場合、自分の身支度が短時間でできることを大きな狙いとして設定しました。
そのため、ここのクローゼットに収めるべきは
衣類、小物、季節のもの、日用品。
それ以外のものは、このクローゼットには必要ないと判断し、
他の場所に移動、もしくはリサイクルで手放していきます。
3、ねらいからグループ分けをする
自分の身支度が短時間でできるクローゼットをねらいに定めたら、
全てのものを出し、モノと人との関係の基本領域図にのっとって
グループ分けをしていきます。
出した直後、なんでこんなにものがあるんだと愕然となります…
実際に分けたのはこんな感じ
専門用語が出てきたのでざっくりとした解説です。
アクティブ領域は、人がモノを製作者の意図通りに使用して、人の生活に役に立つようにその本質を遺憾無く発揮している状態のこと。
よく着る衣類、日用品、これがなくては生きていけないものが該当します。
私の場合、お財布、ケータイ、鞄なども。
スタンバイ領域は、モノがすぐ活かされるように待機している状態のこと。
浴衣やスーツ用の鞄、メルカリ用の梱包グッズなどを分類しました。
プロパティ領域とは、スタンバイ領域とは違い
目的もなく所有している状態のことを指します。
なんとなく持ち続けているもの、いつか使うかもと放置したまま置いたままのもの…。
処分がめんどくさくて放置しているパソコンや、
昔どこかで買ったキーホルダーなど、なんとなく持ったままでいるものたちを分類しました。
最後は、スクラップ領域。
モノが活かされることもなく、廃棄を待つのみの状態。
ここで注意なのは、スクラップ領域=いらないもの=捨てるではないこと。
手放し方は、捨てる以外にも売る、譲るなど手段は様々あります。
ちなみに今回のクローゼットからでたスクラップ領域の一部のものを
リサイクル業者に持ち込みしたところ、3000円ほどになりました!
4、使用頻度でさらにグルーピング
4つの領域に分けた中から、
モノを使用頻度で5段階に区別します。
使用頻度別で考えるのは、冒頭に出てきた整理収納の5つの鉄則のうちの1つでしたよね。
▶︎使用頻度1・・・毎日使う
▶︎使用頻度2・・・2~3日に1回使う
▶︎使用頻度3・・・週一程度使う
▶︎使用頻度4・・・月一程度使う
▶︎使用頻度5・・・年一程度使う
▶︎使用頻度6・・・1年中で1回も使わない
まずは使用頻度1の場所を確実に決めていきます。
イメージするならばコンサート席で言う所のS席!!
使用頻度別に、置くべき位置を考えていきます。
この時、使用頻度6に分類されたものは、
使用頻度6ボックスを作って保管するのも一つの手。
私はプロパティ領域にあった、動きの遅いパソコンやスノボ用のゴーグルを入れました。
収納した日から1年先の期限を見えやすいところに書き、
期限が来たら処分、それまでに使用すればスタンバイ領域と同じく収納します。
捨てるかどうか悩む場面って往々にありますよね。
とりあえず箱に入れて保管し、無くても快適に暮らしていけることが納得できたら手放します。
5、収納を分析する
さあ、整理収納のステップ1〜5で整理したものを、
クローゼットに収めていきます。
綺麗が続く収納の要は「取りやすさ、戻しやすさ」
人間が使いやすいように空間を区切って考えてみると
「上・中・下」で分けた時、使いやすさは中>下>上の順になります。
さらに、手前奥の2分割で考えると、使いやすさは手前>奥の順。
今回のクローゼットの収納スペースを「上・中・下」で分けて使うことを考えると
上:天井に近い棚部分
中:ハンガーパイプに衣類を吊り下げる位置
下:衣類の裾から床まで
になります。
奥行きはありますが、ハンガーパイプが奥側にあるため、
奥側の活用が少し難しいです。
6、グループと収納を重ねる
収納できる場所を分析したら、
ものごとにどこに配置していくかを決めていきます。
7、指定席の完成
よく着る衣類、鞄、日用品は一番使いやすい中段手前。
シーズンものは、使用頻度が比較的高いものは中段奥。
冠婚葬祭、使用頻度6ボックスは下段奥に配置しました。
中段には、よく使う衣類をハンガーにかけて収納。
畳むのがおっくうなのと、引き出しにしまってしまうよりも
一覧できるのが便利なためハンガーにかけるメインで収めました。
下段にはメルカリ梱包用の資材をダンボールの種類ごとに立てて置いています。
冠婚葬祭用の洋服たちは、
クローゼットの中段奥に収納しました。
この収納の仕方は講座から知って、応用したものです。
押しピンタイプのフックをかけて、網のラックを設置し、
そこにハンガーで吊るしています。
上段は、右側下はオフシーズンの布団
右側上はこたつの替え用布団なため、収納袋に入れず重ねました。
左側はオンシーズンの毛布、シーツ。
シーツを変えるのは週1回ほどなのでこの位置でもストレスはないです。
まとめ
整理収納アドバイザー2級認定講座の学びを活かして
クローゼットを整理してみました。
整理したクローゼットを使っているのですが、
毎日快適で、探し物も忘れ物も無く身支度も一瞬でできます。
最高です!
今回は整理収納アドバイザーならではの考えである
整理収納のステップ
整理収納5つの鉄則
を使って行なっていきました。
これまでの自己流でやってきた片付けでは、一度片付けても
リバウンドしてしまう悩みがありました。
今考えると、「整理のねらい」がきちんと考えられなかったからだと思います。
一度身につけると、クローゼット以外でも
キッチンでも洗面所でも、デスクでも同じステップを踏めば
使いやすく暮らしが楽になる整理収納ができると感じました。
今後も整理収納がんばっていきます〜!!
以上、あきめもでした!