【関西山登り】ススキ野原が美しい岩湧山へ!今が見頃の秋景色をたのしむ【2018年11月】
こんにちは。あきめもです。
今日は秋ならではの景色が堪能できるところに遊びに行ってきました!
その景色はこちら!!
どわー!!一面のススキだ!!!
今回は秋ならではの景色を見にどこにいこうかな、と考えてるかたに、岩湧山実際に登って見た感想や、ススキの見頃をお伝えできればな!と思っております。
ススキの見頃は今の11月がピーク!
今から一週間ほどが見頃ではないでしょうか?
岩湧山とは?
どんな山?
岩湧山は山頂の自然美が楽しめるお山です。
岩湧山は、金剛生駒紀泉国定公園内にあり、河内長野市を代表する標高897.7mの山です。
山頂一帯はキトラと呼ばれススキの草原が広がっています。
毎年カヤ刈りや山焼きが行われ良質のカヤは屋根葺きに活用されています。
山頂からは、大阪平野から六甲山系までの大パノラマが広がっています。
引用:
岩湧山(897.7メートル)は紀見峠をはさんで金剛山に相対し、山頂は雄大な草原(8ヘクタール)が広がり、南への眺望は葛城山脈の尾根筋連峰、北には阪神方面、六甲連峰をはじめ晴天時には遠く淡路島まで眼下に入るなど展望に優れた山で、四季を通じ多くの人でにぎわいます。キトラと呼ばれる山頂一帯は、茅(すすき)の宝庫で、秋になると可憐な花をつけ、風にそよぐ様はここを訪れるハイキング客を和ませています。
引用:
四季折々の自然を楽しめ、かつ半日ほどで下山までできる規模の山なので、登山初心者でもチャレンジしやすい場所となってます。
アクセスは?
もしくは
どんなルートで行く?
多くの人は、滝畑ダムバス停から山頂に向かうルートを使うそうです。
引用:登山ガイド[岩湧山] ルートガイド|eoおでかけ
そもそもなんで”岩湧”って名前なの?
古くは河内名所図会に「峻厳吃立にして其形、湧出るがごとし」とその名称がついた由来が記されています。
この由来となった岩は、岩湧山中腹にある岩湧寺に祀られています。
実際に登ってみた!
今回のコース
今回向かったのは紀見峠駅からのルート。
モデルルートをみると、滝畑ダムからだとめちゃくちゃ勾配きついな!と思ったのでいきはゆるゆる時間をかけて、帰りは一気に降るルートにしました。
紀見峠駅
難波から急行で約40分、紀見峠駅に到着です!
駅を出て左に行くと踏切があるので渡って、右の道へ。
分岐点がいくつかあるのですが案内がないためプチストレス笑
たまに手作り感満載の案内板があるので、見逃さないようにしましょう。
このかたのブログが道中の写真をたくさん撮ったらしてわかりやすかったので、参考にどうぞ。
山の中へ
道は整備されていて、歩きやすいです!
横に流れる川の水が澄んでいて夏だったら浸かって遊びたいくらいの綺麗さ。
日差しが直接当たることはないのですが、歩いていると少し汗ばむくらいの勾配がつづきます。
汗をかくとバテやすいので上着を脱ぎ着して温度調整しましょう。
けっこうきついぞ
ゆるゆると登れると思ったら
ほとんど前傾姿勢かよ!ってくらいの傾きがいくつかありました。
体感100メートルくらいはあった気がする...
階段も続きます。休み休みいきましょう。
道中は台風の影響でか、倒木が多く見られました。
3合目到着
出発してから2時間経たないまでに3合目まで上がってきました。
駅から3合目までに一気に登ってきた感じがあります。
ここからはダイアモンドトレイル(略称:ダイトレ)と呼ばれる道がつづきます!
山の上部分、尾根につくられた道なので若干の起伏はあれど平坦な道を歩いていけます。
1970年に大阪府によって整備されたルートらしく、屯鶴峯〜二上山〜大和葛城山〜金剛山〜岩湧山〜槇尾山とつながる全長50キロにも及ぶ自然歩道だそうです。
とにかく...
楽だー!!!!やっほーー!!
山頂まで残り約80メートルを2キロ足らずかけて登っていくのでゆったりゆったり。
日曜日に行ったのに、行きは10人にもすれ違ってないほど人が少なかったです。
ただ、人が居なさすぎて気分良く歌ってたらそういう時に限ってすれ違うんですよね。なんなんだ(歌ってる奴がなんなんだ)
途中急激な上り坂もありましたが、一部分のみでした。
ついに山頂ー!
ダイアモンドトレイルを歩いていくと、眼前にひらけた場所が見えました!!
あれ絶対ススキ野原だよ!!
テンション高まっておりていくと、
わーー!!!すごい!!
こんなたくさんのススキ初めて見た!!
山頂付近は、約8ヘクタールにもわたって茅場になっています。
かや‐ば【×茅場/×萱場】
屋根を葺(ふ)くのに用いる茅を刈る所。また、秣(まぐさ)を刈る所。
収穫された茅は文化財建築の修復などに使用されるそうです。
ススキの野原の中を歩いていきます。
秋の日差しを受けてキラキラ光ってるのがものすごく綺麗!
山頂でススキに囲まれてごはん
山頂には広場があって、思い思い好きな場所でご飯をいただきます!
山頂で食べるカップスープうめええええ!
ベンチがあり、それに座って食べる人や、ベンチを机代わりにする人、レジャーシートをひいて食べる人と様々でした。
山頂からはススキももちろん、大パノラマが楽しめます。
良い天気だったので、奥の方まで景色がみえる!
ゴミはきちんと持ち帰って、滝畑ダムのほうへ降りていきましょう。
反対側の斜面は階段が続いていました。
さー下りるぞー
帰りは600メートルの高さを約3キロで降りていくので勾配はきっと急だと覚悟してましたが、予想通りずーーと下りがつづきます!
たまに平坦な道もあるけど、基本坂と階段続き。
私と逆ルート(滝畑ダム方面)から登る時はペース配分考えて休み休み登ってくださいね
途中大きく崩れて山肌にロープが張られてる部分もありました。
無事下山のごほうびおやつ
山を降りるとすぐに食堂があり、登山客で賑わっていました。
軒先にでてる、「おさつスティック 300円」の文字に引かれて注文。
大学芋みたいな甘じょっぱいもの、もしくは薄切りでパリパリチップスを予想して頼んだのですが、出てきたのはサツマイモそのままを味わえるお味でした。
細切りしたサツマイモを油であげてお塩をかけたものかな?
二人でわけっこしたのですが、お腹いっぱいになりました笑
この食堂ではカツ丼や定食などのお食事から、コーヒー紅茶などカフェ利用もできるらしいです。
バス乗車!
食堂をでて350メートル先にバス停があります。
始発駅なので、無事座れました。
30分ほどバスに揺られ、南海河内長野駅に到着です。
8:00から登山開始して、14:00ごろに駅まで帰ってこれました。
約半日の登山でしたー!
岩湧山登山上の注意点
秋の登山時には上着を持って行こう
歩いていると暑いですが、山頂でご飯を食べたり休憩中は結構ひんやりしてました。
風を遮るものがないため、防寒のためにも脱ぎ着しやすい上着を着ていくのがオススメです。
ゴミは持ちかえろう
登山の基本ですが、各自持ち込んだゴミはきちんと持ち帰りましょう。
ススキの穂など摘み取らないように
思い出に、とフワフワのススキの穂を持ち帰りたい気持ちもわかりますが、自然景観保護のため、茅場の保持のためにも摘み取らないようにしましょう!
トイレの場所
登山口と、山頂の二箇所にあります。
水洗、トイレットペーパーも準備されていて綺麗です!
持ち物
服装
気温は朝の時点で10度、昼は18度ほどまで上がりましたが
温度調整できるようにパーカー2枚の下に半袖、長ズボン(ジーパン)、帽子、登山靴で臨みました。
登山客の中にはスカートにブーツという軽装のかたもいらっしゃいましたが、狭くて険しい道も多いため、動きやすい服装+スニーカーの方がいいかな!と思います。
食料(二人分)
山頂であったかいものを食べたいと思っていたので大目にお水を買いました。
干し梅、チョコレートなどの携行食は「つかれたー!」となってもパワーが回復するのでおすすめです。
また最悪の場合、なにか忘れ物をしてしまったときの交渉道具としても使えます。
今回スープつくる道具を持って行ったのにもかかわらず、発覚したのがライター忘れた!!!という事実。
山頂付近でチャッカマンを持ってらした女性4人グループに「チョコレートと引き換えにお借りできませんか、、、?」と交渉しお借りしました。
見ず知らずの小娘に貸していただいたお姉様がた!!ありがとうございます!!!!
まとめ
今日は岩湧山の山頂で楽しめるススキ野原の景色をご紹介しました!
秋といえば紅葉の時期ですが、ススキを見て秋を感じるのもおすすめです。
写真では伝わりきらない景色をぜひ見に行ってみてください!