ビルケンシュトックの革靴「ララミーロウ」レビュー!痛くない、蒸れない、はきやすい。具体的なコーディネートの紹介も紹介も。
ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)の革靴『ララミーロウ』はスニーカーのような履き心地で外反母趾でも脚が痛くならないおすすめの靴です。
今回の記事では、ララミーローを履いて3年の筆者が実際に使ってみて感じた魅力について紹介します!
自分の足にフィットする運命の革靴に出会うのって難しいですよね。
痛みだけでなく、蒸れたり、重かったり、履き心地がよくなかったり…
私は「レディースで外反母趾+幅広甲高、サイズは24センチと大きめ」という足の持ち主。
自分の足に合う革靴に出会えず探していたところ、ビルケンシュトックから革靴が出ていることを知り、
試着したのがララミーローの出会いです。
- BIRKENSTOCKとは
- 2世紀半に渡り、積み重ねられた経験
- ドイツに根付いたグローバルブランド
- ララミーローとはどんな商品?
- こんな見た目
- 履きごこちのよさの秘密
- フットベッド(中敷)の生みの親
- 半年履いて分かった、ララミーロウの激推しポイント3つ
- 購入時の注意点
- お悩みQ&A
- まとめ
BIRKENSTOCKとは
そもそも「ビルケンシュトック」ってなんやねんという方向けに、ブランドそのものを説明します。
一言でいうと、ドイツで生まれ、ドイツで生産を行っているハイパーセンス良い老舗靴ブランド(主観が大いに混じっております)。
230年以上の歴史があり、メディカルシューズとして医療機関の人々にも愛用されるなど、快適性がピカイチです
ビルケンシュトックの靴作りには、「年齢や性別、人種や国境を越えて、すべての人々の健康を願う」という願いが込められています。
以下公式サイトからの引用
2世紀半に渡り、積み重ねられた経験
ビルケンシュトックは、常に流行を追い続けるファッション界の先駆者です。 その歴史的なルーツは1774年に遡ります。ビルケンシュトックというブランドは、2世紀半にも及ぶ確固たる基盤の上に築き上げられています。
ドイツに根付いたグローバルブランド
ビルケンシュトックは世界に名高いブランドです。 ビルケンシュトックは世界の靴ブランドトップ5に入るだけではなく、世界で最も有名なドイツブランドのひとつでもあります。現在第6世代を迎え約3,000人のスタッフを擁するこの企業は、ドイツ靴産業の中でも最大の雇用数を誇ります。靴産業に従事する人の4人に1人はビルケンシュトックで活躍しています。2013年初頭以来1,100人を超える雇用が行われ、そのほぼ全てはドイツ国内における雇用です。なぜなら、ビルケンシュトックはその製品の大部分をドイツのラインラント=プファルツ州、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ヘッセン州、ザクセン州にある自社工場で行っているからです。
1970年代以来、ビルケンシュトックはグローバルプレイヤーと呼ばれる企業になりました。ビルケンシュトックの商品は世界90カ国、5大陸にまたがって販売されています。我々の組織内でも日々国際化が進んでおり、ドイツ国内の8拠点に加え、アメリカ、ブラジル、スペイン、そして香港に販売支社を構えています。
引用 公式サイトより
ビルケンシュトックで有名な商品
ララミーローとはどんな商品?
ビルケンシュトックから「ララミー」というブーツタイプの革靴が販売されていました。
ララミーローは、ララミーのローカットモデルです。2017年秋冬の新作として登場しました。
【特徴】
素材:天然皮革(ナチュラルレザー)
靴幅:ワイズ表示は※幅狭(ナロータイプ)、EEくらい
ヒール:約1.5cm
アウトソール:グリップ性、耐摩耗性に優れたラバー
インソール:4層構造のフットベッド
1層目はスエードライナー(天然皮革)
2層目は目の細かいジュート(麻素材)←通気性◎
3層目はラテックス混合のコルク
4層目は目の粗いジュート(麻素材)
※幅狭とありますが、ほかのビルケンの靴と比べたしかに狭めです。しかし窮屈なかんじはしないほどよい狭さと思っています。参考までに。
【色のバリエーション】
黒・ダークブラウン・キャメル
(2018のSSでは黒、ブラウンの2色展開のようです。年によって展開カラーは異なります。)
私がブラウンを選んだ理由は3つあります。
①時計のベルトなど、茶色の小物が多かったこと
②履いてみてブラウンのほうが印象が軽く使いやすいと思ったから
③革特有の色の変化を楽しみたかったから
この三つの理由でブラウンを選びました。
こんな見た目
履きごこちのよさの秘密
ビルケンシュトックといえば最高の履き心地!
履けば履くほど自分の足の一部のようになじんでいくオリジナルの中敷きが多くのファンの心をつかんで離しません。
公式サイトでは「フットベッド」という表現がされていました。
足のベッド!たしかに、ビルケンの靴は履いたあとは脚がすっきりするんですよ。
おそらく足のアーチがきちんと支えられること、ホールド感がしっかりあるからと思います。ララミーも革靴ながら、フットベットが使われています。
フットベッド(中敷)の生みの親
ビルケンシュトックは、お客様の生活をよりシンプルで美しくするための製品作りを心掛けています。その中心となるのは足のアーチを考慮した形状のフットベッドです。ビルケンシュトックはフットベッドの生みの親であり、そして今日使われる“フットベッド”(足のベッド)という言葉そのものを世に生み出したブランドです。フットベッドは他に類を見ない革新的な製品コンセプトであり、全く新しい市場への道を切り開きました。そして、フットベッドは我々が行うすべての活動の哲学とスタンダードでもあります。 現在、そして未来、世界中の人々にビルケンシュトックのフットベッドを。
ビルケンシュトックの特徴は、卓越した履き心地、高い機能性、そして驚異的な品質です。この高い品質は、サスティナブルな資源から選り抜かれた上質な原材料と、それらを製造する際の厳格な条件管理により実現されました。ビルケンシュトックの製品はお客様に幸福をもたらします。美と健康を追求する方にぴったりの製品です。ビルケンシュトックは、今日の消費者社会に氾濫している安価な製品から、一線を画した高品質の製品をお届けします。
半年履いて分かった、ララミーロウの激推しポイント3つ
購入を決めた一番の理由は「見た目のかわいさ」だったのですが、半年感実際に着用してわかった素晴らしいポイントを3つ紹介します。
①やっぱりデザインがいい
繊細なパンチングにレースアップが施されたヴィンテージレザーはさすがの職人技!
かちっとしたトラッドなデザインなので、履くだけで足元にきちんと感を演出してくれるにもかかわらず、カジュアルな服にも合わせやすい。
足先はころんと丸まっていて、やわらかい印象を与えてくれます。
足の裏は細かな溝が入れられています。
冬の雪が積もった道を歩いててもすべりませんでした。
②足指が自由
どういうことかというと、ララミーに限らずビルケンの靴は足指でぐっと力をいれても窮屈にならない幅広デザインが主なため、足指の付け根から指先までにかけてきつくないんです。
以前購入した革靴は先が細くなっていて、長時間のお出かけをすると足が痛くなったり、外反母趾で外に張った親指の付け根が擦れたりしていました。
一日履いてても平気な快適さがすごいです!
足指が無理に締められないので、以前の靴のときに問題だった足の蒸れも気になりません(革が良いからかもしれない)
③旅行などたくさん歩く日でも大丈夫
購入したのが去年(2017)の11月で、それから3日に1回という結構な高頻度で履いてます。
趣味が旅行なのですが、旅行先でも大活躍。
旅行先の靴は歩きやすさと疲れない靴が最優先。
スニーカーも好きだけど、全体のバランスが一気にカジュアルによってしまいます。
その点ララミーは履くだけできちんと感があるので重宝してます。
履きごこち、歩きやすさがスニーカーレベルなので、がんがん歩いても痛くならない。
こんなかんじで履いてます。
タイツと厚めの靴下をあわせて
かっちりとした白シャツにリネンのワイドパンツ
同色の茶色タイツをあわせて
スカートコーデにソックスで合わせて。
まだ真夏は経験していませんが、通年履けるのではと思ってます。
形が細身なので、パンツスタイルでもスカートスタイルでもあわせやすいのが特徴かな、と思います!
購入時の注意点
まずは店舗で試着を!
こちらのララミーローも通販サイトで購入可能ですが、まずは店舗で実際に試着することをおすすめします。
理由は二つ
1、店舗で丁寧なフィッティングサービスが受けられるから
初めてビルケンシュトックの靴を試着する前、店舗スタッフの方が両足のサイズを見てくれます。足のサイズを器具を使い計測し、正しいサイズを案内してもらえます。
正しいサイズが分かった状態で試着していくので、自分にぴったり合うサイズに出会う時間が早くなると思います。
2、いつものサイズが合わないことが多いから
ビルケンシュトックのサイズは独自のサイズレンジをしています。せっかくの快適な靴の出会い、届いて履いてみたら「あれ?」ということにもなりかねません。
結構頻繁に直営店に観に行き試着をしますが、スタッフのみなさますごく丁寧できもちのいい対応をされる方ばかりです。
お悩みQ&A
Q,購入した後、やっぱり靴ずれしてしまったらどうしよう
A、かかとの靴擦れをしたならば、店舗で無料の中敷き調整サービスがありますよ!
私も購入後、1週間たっても左のくるぶしだけ靴擦れがひどかったです。
おそらく高校生の時に無理やり吐いたローファーでできたいぼのようなものに当たってたのでしょう。
店舗に「靴擦れがひどいので中敷きの調整おねがいします」と伝えたら無料で対応してくれます。
私は2枚入れてもらい、靴擦れしなくなりました。
かかと以外の靴擦れは起こらなかったのですが、人によって足指の付け根などをが痛くなる場合があります。履き始めは厚い靴下を履き、革がやわらかくなっていくのを待つのも手だと思います。
Q、値段がやっぱり高いよ
A、わかります。ブーツスタイルのララミーよりも安いとはいえ、2万円越え。
わたしも学生でバイトで貯めたお金で買うので高い!と思いました。
はじめて店舗で見たのが8月、実際に購入したのは11月の末。
約3か月もっと安く、もっといいものはないか探し手見たけど、越えるものがなく、意を決して買いました。
たしかに高い。だがしかし、
買ってから後悔したことは一度もないんです。
むしろ半年たってこの記事を書いてるくらいときめき続けております。
まずは一度店舗で見て、履いてみてください!
まとめ
- ビルケンシュトックの「ララミーロー」は程よいカッチリ感で上品に見せてくれる強い味方。
- 履きやすくどんな服にもあわせやすい。
- 店舗での購入時、アフターフォローも充実している。
お近くの店舗に実際に履き心地を体感してみてくださいね♪
それではまたー!
今回紹介したビルケンシュトックのサイトはこちら