【書評】『されど”服”で人生が変わる』を読んで、実際に生活に取り入れて服の悩みがましになった考え5つ
こんにちは、あきめもです!!
女性のみなさん、服についてこんな悩みを持ってませんか?
服で損してると感じる
毎日の服選びが憂鬱
自分に本当に似合う服が知りたい
一目置かれる着こなしを身に着けたい
もうね、わたしは全部当てはまってます。
146センチのちびで、雑誌を見よう見まねで真似してもなんだかしっくりこず、洋服選びも買うことにも悩んでいました。
自分らしいスタイルってなに!助けて斎藤さん!
ということで、服という手っ取り早く見た目を変えられるツールで人生をいいほうに変えたいという欲望全開で読んだ本、
美容ジャーナリストの斎藤薫さんの著書『されど”服”で人生が変わる』を紹介します!
- されど”服”で人生が変わる
- 本の構成
- 本の概要
- ⑴きれいな人って、早い話が”鏡を人よりたくさん見る人”、”人より多く化粧直しする人”
- ⑵毎日違う服じゃなきゃまずい…という強迫概念
- ⑶服に困る人ほど、おしゃれせよ!!
- ⑷コートに自分が教えられる
- ⑸着まわすのでなく、つけまわす
- まとめ
されど”服”で人生が変わる
斎藤薫さんはバブリー世代のコラムリストとして美容についての記事を書いていらっしゃり、ばっさりと斬り捨てる説得力のある文章が特徴的です。
題名にもその特徴がばっちり出てるのが斎藤さんらしい。
めちゃくちゃパワーのある題名なのと、日々の服選びについて悩んでいたこともあり手に取りました。
本の構成
4つの章で構成されています。
冒頭に書いた悩みの4つって、章の名前なんです。
第一章 服で損してると感じる人へー
第二章 毎日の服選びが憂鬱な人へー
第三章 自分に本当に似合う服が知りたい人へ―
第四章 一目置かれる着こなしを身に着けたい人へ―
みなさんが悩んでることにあてはまる章だけ読んでみるのもおすすめです。
本の概要
今、本屋には着こなしについての特集や着回しついて書かれた本がたくさん並んでいると思います。ネット上でも「スタイリスト直伝!春の着回しコーデ術!」などたくさんありますよね。
本書は「人生に成功するためのおしゃれ術」に特化した実践的エッセイです。
具体的なここのブランドのこのアイテムきるべし!!という内容なく
おしゃれをする際の観点、考え方に気付かせてくれる本でした。
正直に言いますと、バリバリ働くキャリアウーマンあてに書かれた内容かなと思います。
しかし、本書のなかですぐに生活に取り入れてみて、服の悩みがましになった考えがあったので、厳選して5つ紹介していきますね!!
⑴きれいな人って、早い話が”鏡を人よりたくさん見る人”、”人より多く化粧直しする人”
きれいな人は、自分がきれいに見せるための客観的事実の集積が莫大にありますよね。
自分の目が一番大きく見える前髪のカールはどれくらいか、分け目は黒目の上かよいのか、少し外側がよいのか、自分の身体を一番きれいに見せるヘアや服・アクセサリーによるトリミング方法を熟知していると思います。
世界中で、自分を見られないのは自分だけ…そんな格言がある。いうまでもなく、人はみんな”ひとりよがり”になりがち。意識して”客観性”というものを抱えもっておかないと、人は危なく偏っていきがちだ、そういう意味である。
この世で唯一見ることができないのは自分自身。
だからこそ鏡をみて今の自分の姿を確認する必要があるんですね。
そこで普段から意識的に
お手洗いに行った際にメイク状態をチェックすることを意識したり、洋服を買うときにも前側だけでなく後ろ姿や側面などいろんな方面からチェックするようにしています。
⑵毎日違う服じゃなきゃまずい…という強迫概念
この文読んだとき「あるわー!!強迫概念!!」とびっくりしました。
みなさんもありませんか、毎日同じ服はまずい、という意識。
いつからかわからないけれど、毎日違うテイストの服を着なければならない。
今日はスカートだったから明日はズボンにしなきゃ、と勝手な決めつけをしてました。
そっか、似合うスタイルがあるのならば、毎日同じような服を着ててもいいんだな、と
小さな呪いから解放されたようにすっきりしました。
おしゃれな女性の中には、365日のうち300日が上下黒という人が少なくないのだ
毎日違う服じゃなきゃまずい…という強迫概念は、疲労をもたらすだけでなく、実は不思議に女をかっこよく見せない。”あえて毎日同じスタイル”のほうがいっそ粋。
そこから自分が好きで他人から褒められるアイテム(ノーカラーの白シャツ、ベレーなど)がバリエーション豊富になってきました。
正直言って、めっちゃ楽ですよ!!!!!
買うのも服選ぶのも!
バリエーションの呪いから早々に解放されてて本当に良かった!!!
⑶服に困る人ほど、おしゃれせよ!!
服に困る人、はい、わたしのことですね。
読んではたまた目からうろこでした。
おしゃれって、みんなが着ているような洋服を着こなすことだと思っていたんです。
でも考え直してみれば、それぞれが似合う=スタイルが良く見える服が一致するわけない。
だいたいが、大きい人や小さい人はそれだけで個性的。自分のサイズを生かしたファッションを決めれば、”普通サイズの女”などより、はるかに強い存在美を放てるのだから。
身長がすらっとした人は、大柄プリントのマキシ丈ワンピースを着こなせるように
小柄な人は、小さな柄のミニスカートなどミニマムなアイテムを着こなせる。
(個人的には普通サイズ、つまりは標準サイズのかたが一番選択しが広くてめっっちゃうらやましいですよ!!!)
自分に似合う服がない、服に困っているというかたは
自分の体形だからこそできる着こなしを一度考えてみるのもいいかもしれません。
⑷コートに自分が教えられる
一言でいうと
「自分が持ってるコートが自分の求めてるスタイルを教えてくれる」いうことです。
例えば、私がもっているコートはトレンチコート、アウターとしてライダース、デニムジャケット。
いわゆる「THE 定番」ばかり。形もつくりもフリルとか装飾はないごくごくシンプルなものだけ。
これからわかる私の求めているスタイルは、コンサバティブなものだとわかります。
(コンサバティブ:通称コンサバ。)
著者はコートは女を3種類に分けていると述べています。
コンサバかラグジュアリーかトレンドか。それは保守的な女か、上に行きたい女か、前に行きたい女かの3択。
冬になるとファーものばかりを着ている人はラグジュアリー志向、その年その年のトレンドコートを追いかけている人はトレンド志向。
ぜひ、みなさんご自身の冬物コートを確認してみましょう!!
いづれにしても自分が帰っていく場所はどこなのか、それを一度コートで見極めてみてほしい。なんでも着ちゃうし、ワードローブもばらばら、自分が何を着たいか、どうなりたいかわかっていなかった人にもちゃんと見えてくる。じつは自分の中に息づいていた”自分のスタイル”というものが…。
著者はこうおっしゃってますが、その時その時で自分のスタイルは変わっていくものと思いますし、あくまで今のスタイルを知るヒントとしてみるのが良いと思います。
⑸着まわすのでなく、つけまわす
少なくとも、何着者服をぐるぐる着まわすよりも、少数精鋭の上等服に、大胆かつ丁寧に小物を組み合わせていくほうが、むしろ毎日”存在感のある女”でいられることは確か。
着回しよりも、つけまわし。そのためにも”頻度の高い服”を丁寧に選び、小物を大胆に選ぶ。服の数をそろえることより、服の一着一着、小物の一つ一つにお金と神経をつかいたいものである。
まとめ
はい!以上『されど”服”で人生が変わる』を読んで、実際に生活に取り入れて服の悩みがましになった考え5つを紹介しました!
書評という感じではないですが、自分なりのまとめも兼ねているのですみません…。
今回紹介したもの以外にも、雨の日はどんな服を着るべきか、人間関係に疲れた時の服、男友達から彼氏に変わる瞬間の服など、人生になんかつまづいたとき、
おしゃれの小さな失敗に気付かせ、正してくてる、そんな本と思います。
気になる方は読んでみてください!!
それではまた~~!!